ソフトボールの冬場の練習で気をつけるべきポイント
ソフトボールの冬場の練習は、春夏の試合結果に直接影響を及ぼす大切な時期です。
したがって、冬場に行う練習は技術を上達させるうえで非常に重要です。
今回は、冬場の練習で気を付けるべきポイントについて考えていきます。
1.準備体操をしっかり行うこと
どのスポーツにも共通していえることですが、準備体操を入念に行ってください。
冬は暖かい時期と違って筋肉が寒さによって固まっています。
その固まっている筋肉を温めずに練習に入ってしまうと怪我の原因となります。
必ず、準備体操を行ってから練習に入ってください。
2.集中して行うこと
同じ練習をしているのに個人によって技術の差が生まれるのはなぜだと思いますか?
もちろんスポーツは持って生まれたセンスによって、同じ練習を同じ時間行っていても、上達するスピードには個人差がつきます。
しかし、今までグローブをはめたことのない人やバットを1回も振ったことが無い初心者でも、1つ1つのメニューを集中して確実に行うことにより、技術を早く習得することができます。
練習はやればやるほど身にはなっていきますが、その練習をどれくらい確実に行えるかによって、上達するかしないかの個人差はついていきます。
また、冬場のトレーニングでは実践的な練習ができない分、緊張感を持って練習することができません。
しかし、緊張感の無い練習は怪我に繋がります。
どんな練習でも集中して取り組みことが重要なのです。
3.筋力トレーニングとメンタルトレーニング
筋力トレーニングは、個人のパフォーマンスを格段に上げてくれます。
バッティングでいえば、飛距離も伸びますし、ゴロを打った時も相手選手が取りにくいボールを打ち返すことができ、ヒットに繋がります。
また、守備でいえば、守備範囲が広がります。
ソフトボールは1歩目が命です。
その1歩目の速さでどのくらいの範囲のボールを取れるかが左右されます。
筋力トレーニングをすることにより、今まで取れなかったボールを簡単に取れるようになるでしょう。
もう1つ重要なこととして、メンタルトレーニングがあります。
試合に勝つために技術は絶対的に必要ですが、最後の最後試合が競ったとき、勝つチーム負けるチームどちらに転ぶかはメンタルの強さにかかっています。
しかし、技術を上達させるための練習と違って、鍛えにくいのがメンタルです。
冬場の練習で集中してどんな練習も怠らず、地道に頑張れる人間になれることはそのままメンタルの強さに繋がります。
ですから、どんな練習も手を抜かないこと、意識して行うことがメンタルトレーニングとなります。
諦めずに投げ出さずに冬場のトレーニングを乗り越えてください。
その頑張りが春夏驚くべき結果を生むでしょう。
4.まとめ
ソフトボールは冬場のトレーニング次第で、それまで勝てなかったチームに勝てる可能性が高くなります。
しかし、どのチームも全力で冬場の練習に取り組んでいることを忘れないでください。
地道にコツコツ努力することこそが、冬場の練習で一番重要なことなのです。