打撃力を上げるのに効果的な素振りのやり方｜ソフトボールのバッティング上達法

ソフトボールのバッティングを上達させるためには、素振りは欠かせません。

しかし、間違ったスイングで素振りを行っていても上達できません。

今回は、打撃力を上げるのに効果的な素振りのやり方についてご紹介します。

1.鏡の前に立って素振りを行う

正確なバッティングフォームで素振りを行うには、まず、今自分のバッティングフォームが正しいのか間違っているのかを把握する必要があります。

自分のバッティングフォームを確認するためには、鏡の前で素振りを行ってください。

鏡の前で素振りを行うことにより、ヘッドが下がっていないか、大振りをしていないか、自分の癖は何かを知ることができます。

素振りは毎日何回と決めて行うのが良いと言いますが、正しいバッティングフォームでなければ変な癖がついてしまいます。

変な癖がついてしまうとその後に矯正することは難しく、練習が水の泡となります。

練習は正しい方法で確実に行うことが、上達への道です。

2.素振り用のバットを使う

素振りをするときには基本的に試合で使用するバットを使いますが、素振り用のバットを使うことによってバッティングの上達に繋がります。

通常の素振りは試合でヒットを打つことを目的として、バッティングフォームを固めるために行いますが、素振り用のバットは、筋力の増強とミートポイントを確認するために使います。

ここでは、2種類の素振り用のバットを紹介します。

1.重いバットでの素振り

素振り用のバットには、通常のバットよりも重いものがあります。

素振り用のバットとして重いバットを使って素振りをすると、バッティングに必要な筋肉がつきます。

バッティングに必要な筋肉がつくとスイングスピードが格段に上がります。

スイングスピードが上がると鋭い打球を飛ばすことができるので、ヒットになる確率が上がります。

また、重いバットでの素振りを行うと、通常のバットを使ってバッティングしたときに、通常のバットがとても軽く感じます。

通常のバットが軽くなると、スイングに余裕が生まれ、バットコントロールがしやすくなります。

バットコントロールができるようになると、どのようなボールが来ても対応できるようになります。

重いバットでの素振りを行うことは、バッティングの上達に繋がるのです。

2.ミートポイントを確認できる素振り用バット

素振り用のバットの中には、ミートポイントを確認できるトレーニングバットがあります。

ミートポイントを確認できるトレーニングバットは、何回も振って練習を重ねる素振りの練習と違って、ミートポイントを確認するためだけに使用します。

ミートポイントを確認することによって、どの位置にバットをどう出したときにボールが当たるのかを知ることができます。

トレーニングバットを使ってミートポイントがわかったら、通常の素振りの際に、ただ何となく素振りを行うのではなく、どのコースの素振りをするか考えて素振りを行ってください。

コースによってバットのスイングの仕方は変わってきます。

素振りにおいても、コースや変化球を打つことを想定して練習してください。

イメージして練習を行うことにより、実際のバッティング練習で素振りの効果を実感できます。

素振りは数をこなすことによって体に染みつくものです。

体に染みついたことは頭で考えなくてもできるようになるので、試合で追い込まれたときにいかされます。

3.まとめ

ソフトボールの打撃力を上げるのに効果的な素振りのやり方は、鏡の前でバッティングフォームを確認しながら素振りをするのと素振り用のトレーニングバットを使って素振りを行うことの2つがあります。

鏡の前で素振りを行うと自分のバッティングフォームを常に確認して練習を行うことができます。

素振り用のトレーニングバットを使って素振りを行うことにより、スイングスピードが上がるのとミートポイントを確認できます。

ソフトボールの素振りの練習はバッティングを上達させるために行うものです。

素振りの為の素振りの練習にならないように、実践をイメージして行うことが重要です。