覚えておきたいダブルベース | ソフトボールのルール
ソフトボールのルールでダブルベースというルールがあります。
これは野球には無く、ソフトボール特有のルールです。
ここでは、ソフトボールのダブルベースのルールをお伝えします。
1.ソフトボールのダブルベースとは
ソフトボールは野球に比べ塁間が短いため、一塁でのクロスプレーが多く、ファーストベースを守る野手と打者走者の接触が起こりやすく、以前は衝突により大ケガをすることもありました。
そこで、1987年のISF(国際ソフトボール連盟)ルール委員会で、一塁での接触プレーによる事故防止を目的として一塁にダブルベースを置くルールが提案され、可決されました。
1994年の第8回世界女子ソフトボール選手権大会から使用され、1997年からJSA(公益財団法人日本ソフトボール協会)ルールにも採用され、現在に至っています。
このダブルベースは、白色の部分(白色ベース)をフェア地域に、オレンジ色の部分(オレンジベース)をファウル地域に固定します。
このルールが施行されてからは、接触によるケガは激減したとの事です。
2.ソフトボールのダブルベースによる打者走者の注意点
打者が内野ゴロを打つ等でファーストベースを駆け抜ける際、ファーストベースでプレーが行われるときは、打者は原則としてオレンジベースを走り抜け、守備者は白色ベースを使用することによって、ファーストベースでの打者と守備者の接触する危険を回避することが出来ます。
ヒットを打ってファーストベースをオーバーランしたり、長打を狙ってファーストベースを回る時や、いったん走者となって一塁ベースに帰塁する時は、白色ベースのみを使用します。
言い換えると打者の時は、オレンジベースを、走者の時は白色ベースを踏むという事になります。
これにより、打者の時はファーストベースで守備者とぶつかる事はありませんので、全速力で走り抜ける事が可能になります。
セーフになるかアウトになるか分からない時は、スピードを落とさずにしっかり最後まで走り抜けましょう。
3.ソフトボールのダブルベースによる野手の注意点
守備者は常に白色ベースを使用しなければなりません。
しかし、特例として白色ベースとオレンジベースのどちらを使用しても良い場合があります。
それは、例えば、キャッチャーが第3ストライクのボールをグラブから落とし、振り逃げになった時に、ボールがファール領域にある場合は、ファーストベースでの打者との交錯を防止する為に、守備者は白色ベースとオレンジベースのどちらでも良いという事になり、特例が適用されます。
また、打者がゴロを打ってファーストに向かった時に、オレンジベースを踏まずに白色ベースを踏んでその後もオレンジベースを踏まなかった場合は、守備側はその旨をアピールすると、アピールされた打者はアウトになります。