勝てるチームの掛け声 | ソフトボール必勝法
ソフトボールでは、試合中に掛け声を頻繁にかけている様子を目にします。
特に試合中は、キャッチャーが掛け声でチームをリードする事が多いです。
この記事では、ソフトボールでの、
勝てるチームになる掛け声の方法についてお伝えします。
1.掛け声は何のためのものか
掛け声は、とても重要な働きをします。
チームにとって無くては試合には勝てません。
ソフトボールでの掛け声とはどんな役割を果たすのでしょうか。
1.掛け声をかける事によりプレーに集中力を増す
一つのプレーに全員で掛け声をかける事によって、そのプレーに対しての集中力が増しミスが減少します。
2.掛け声をかける事によってリズムをつくる
全員が同じタイミングで掛け声をかけたり、また個々で必要性のある掛け声をかける事によって、行動がパターン化されリズムをつくる事が出来ます。
3.掛け声をかける事によって、意思の疎通を図る
例えば、野手がフライを取るときに、2人の守備位置の間にボールが飛んだ場合は、相手に聞こえるような掛け声が必要です。
これは、当たり前のように思えますが、
実際プレーしてみるととっさの判断も難しいでしょうし、一生懸命にプレーしている相手に伝える事も簡単ではありません。
このような掛け声の掛け方は、
何度もそういった場面を想定して練習する事が必要となります。
4.掛け声をかける事によってチームワークを向上させる
掛け声はチームワークを向上させます。
ミスをした時に「ドンマイ」などの声を掛けられると救われますし、上手くプレー出来た時は「ナイスプレー」などと声を掛けられる、単純に嬉しいですし向上心も芽生えます。
次に、練習時と試合時での掛け声についてお伝えします。
2.練習での掛け声の掛け方
練習時の掛け声は、集中力を増す為やリズムをつくる為、そしてチームワークを向上する為に、チームで決められた掛け声を出来るだけ大きな声でかけましょう。
練習時、フライを取る時のお互いの声かけは慣れないと試合では急には出来ませんので、しっかり練習する事をお勧めします。
3.試合での掛け声の掛け方
試合での掛け声は、集中力を増す為の他、次の場面での処理を的確に全員が共有するという意思の疎通の目的があります。
試合中、野手全員を視野に入れる事が出来るのはキャッチャーだけです。
その為、試合中の意思疎通の為の掛け声は、キャッチャーがするのが一番理想的と言えるでしょう。
相手チームの次のバッターがバントしそうなら、「バントあるよ。」などの掛け声はとても大切です。
試合で声が出ているチームは、チームワークがあります。
チームワークがあるからこそ強くなれるのです。
個々の技術だけでは試合には勝てません。
チームワークを向上させる為には、掛け声は欠かせない存在となります。
技術の練習とともに掛け声の練習も日々努力する事が、ソフトボールの上達への一歩です。