雨の日に取り入れたいソフトボールの室内練習メニュー
ソフトボールは屋外で行うスポーツのため、雨天時等、天候に左右されます。
そこで今回は、雨天時でも室内で行うことが可能なソフトボールの室内練習方法についてお話しします。
1.室内でのバッティング練習
バッティングの練習と一口に言っても、素振りやトスバッティング、ロングティー等の様々な練習方法があります。
グラウンドでの練習であれば、ロングティーやシートバッティングができますが、室内練習となりますと、素振りやトスバッティング等、基礎的な練習をすることになります。
素振りは、バッティングフォームをチェックし、固める、最も基本的な練習方法です。
入念に、正確なフォームを体に覚えさせることを意識しながら行ってください。
トスバッティングには通常のソフトボールの球ではなく、スポンジの軟らかいボールを使用してみましょう。
通常のボールよりも小さく、また、スポンジのボールを上手く打つには、通常のボールよりも正確にバットの芯でボールを捉えることが必要なため、より正確なミート力を養うことができます。
また、ボールをトスするタイミングや、方向を変えることで、様々なコースの球への対応力が養われ、バッティングの上達に繋がります。
プロ野球選手も、トスバッティングの際に、後ろからトスしてもらったり、横からトスしてもらったりして、バリエーション豊かな練習をしています。
2.室内での守備練習
ソフトボールの室内練習では、通常のノックをすることができません。
そこで、バッティングと同様、基礎的な練習を行います。
守備の動作の基本は「捕球」と「送球」です。
これらの動作を正確に身に付けるために、キャッチボールを普段より入念に行いましょう。
グラブでしっかりとボールを捕球し、相手の胸を狙って正確に投げましょう。
捕球から送球に移る際には、素早い動作を心がけて下さい。
基本をしっかりと身に付けることが、守備の上達への一番の近道です。
3.筋力トレーニング
技術だけでなく、フィジカルも鍛えましょう。
腕立て、腹筋、背筋、スクワットなどの自重を使ったトレーニングは器具がなくても手軽に行うことができます。
高校生以上の選手で、器具がある環境なら、ベンチプレス・スクワット・デッドリフトのBIG3等のウエイトトレーニングを行うのも良いでしょう。
仲間同士で重量を競い合うことで、モチベーション向上にも繋がります。
自分に合った重量で、しっかりと目的の筋肉を意識しながら行ってください。
フィジカルを鍛えることで、打球の飛距離や球速も格段に変わっていきます。
4.最後に
ソフトボールの室内練習はグラウンドでの練習とは違い、地味で基礎的なメニューが多くなりますが、基本をしっかりと固めることで、1つ1つのプレーが上達します。
楽しんで行いましょう。
室内でも工夫次第で様々な練習をすることが可能ですので、雨天時等に是非、今回紹介した室内練習メニューを取り入れてみることをおすすめします。